Text by Hiroyuki Ohashi

DAY-1

総合優勝に望みをつなぐのはどこか?各カンファレンスの3位、4位のチームがDAY2への4枠をかけて激突する。トーナメント表左上はNAGOYA DAGAYA.EXE(中地区3位)が最有力。レギュラーラウンド(以下RR)ではラウンド優勝こそ逃したが、新規参入ながら予選敗退はわずか1度。チーム一丸となった粘り強い攻防をプレッシャーがかかる大一番でも体現できるか。一方、SEALS.EXE(北日本4位)は、全試合出場の5 岩佐潤とブロック王である#17 Gatluak Thiepを中心にワンチャンスにかける。BELE.EXE(関東北4位)もRRの最終戦で辛くもDAY1行きへ踏みとどまった、しぶとさでアップセットを狙う。


SEALS.EXE #5 岩佐潤

トーナメント表左下は、CRAYON.EXEが実力通りの力を発揮すれば、DAY2進出さらには1位通過が濃厚だ。DAY1チームの中では、RRで最多の14勝を挙げ、平均得点は19.1得点と最も自力がある。3x3の習熟度は上位12チームと劣らない部分もあり、勝って翌日に弾みをつける。一方、このコンビネーションの優れた牙城を崩せるか。RIZE.EXE(中部4位)は#10 飯田貴大、OSAKA DIME.EXE(西日本3位)は#26 李ビン武といったインサイドに強みを持った選手たちを軸に、相手の機動力を削っていきたい。

RIZE.EXE #10 飯田貴大

トーナメント表右上は、WILL.EXE(九州・沖縄3位)が難敵たちの挑戦を退けられるか。#11 Yang Jun Youngや#0 Koh Sangbeomの今季の戦いをけん引した2人を軸に、World Tour Mastersを経験した#9 Bang Deokwonらが加わって、着実に勝ち上がりたい。一方、OKINAWA 72.EXE(九州・沖縄4位)は勝ちきれない試合が多く、ラウンド制覇は叶わなかったが、かみ合えば怖い4人がそろった。BEEFMAN.EXE(関東南4位)はRRの後半戦で失速。Bリーガーがいなくても、3x3プレイヤーとしてプロ転向により、頼れる男になった#1 野呂竜比人を中心に、戦える姿を見せて欲しい。

BEEFMAN.EXE #1 野呂竜比人

トーナメント表右下は実力が拮抗。どこが抜け出すのか?SIMON.EXE(関東南3位)は9月初旬のJBA主催大会・Japan Tour FinalのEXTREMEカテゴリーで準Vを達成。#27 柴田政勝らの2Pシュートや、固い守備を切り裂く#73 川崎ローレンスのアタックなど、テンポアップして畳みかける。一方、MINAKAMI TOWN.EXE(北日本3位)は、#11 Martel Taylor Baroneや、#79山ノ内ジャンがロスターへ復帰。個々のフィジカルは強さがあるだけに、アドバンテージを持って戦えるか。アウトサイドの攻防からリズムを作るESPIROSSA NINJA AIRS.EXE(西日本4位)のエース・#3 柏尾耕資らに気持ちよくシュートを打たせたくない。

ESPIROSSA NINJA AIRS.EXE #3 柏尾耕資

DAY-2

CHAMPIONの座はどこが射止めるのか?各カンファレンスの上位2チームに、DAY1を勝ち上がった上位4チームをワイルドカードに加えたラストバトル。勝者にはFIBA 3x3 World Tour Chengdu Mastersの挑戦権が与えられる。

トーナメント表左上はRRのリーグNo.1、TACHIKAWA DICE.EXE(関東北)が君臨。Round.7では炎天下の中にも関わらず、3人で優勝するほどのタフさとプレーの精度を併せ持つ。得点とリバウンドで2冠王の#3 Luke Evansを筆頭に、#5 Hassan Stephensの推進力、#12渡邉拓馬のクレバーさが光る。そこに過去4シーズンで2度の総合Vを経験した#9 池田千尋を加えた布陣は、悲願の頂点に最も可能性を感じさせる。その対抗場になるべく、EXPLORERS KAGOSHIMA.EXE(九州・沖縄地区2位)、SEKAIE.EXE(中地区2位)は食い下がりたい。

TACHIKAWA DICE.EXE #12渡邉拓馬

トーナメント表左下はTOKYO DIME.EXE(関東南1位)が前人未踏の3度目の王者を狙う。#7 鈴木慶太と#70 小松昌弘の3x3日本代表コンビは、先週のFIBA 3x3 ASIA QUEST FINALで優勝を勝ち取り、疲労は懸念されるが、良い流れをチームにもたらす。ポイントは#20 岩下達郎が、ベストコンディションで戦い抜けるか。そして最初の鬼門はSANKAK.EXE(関東北2位)とALBORADA.EXE(北関東2位)の勝者となる。SANKAKが初戦突破をすれば、Cross Conference Cupで勝利(21-20)を収めて以来の対戦。ALBORADAは当時敗れた(11-19)悔しさを晴らす絶好の機会を手に入れる。

TOKYO DIME.EXE #7 鈴木慶太

トーナメント表右上は激戦・西日本を制したTRYHOOP OKAYAMA.EXEが、#24 長谷川聖やTR 向井祐介ら日本人4人で存在感を見せるが、強豪ぞろいのメンツが同居した。KARATSU LEO BLACKS.EXE(九州・沖縄1位)は#45 原慎也、#11 Jason Carter、#7 鄭宇圻の不動のロスターに、後半戦より加わった#0 Brian Michael Williamsとの連携をどこまで高められるか。彼はすでに平均得点はチームTOPであり、短期決戦でチームが化ける可能性を秘めている。対するYOKOHAMA CITY.EXE(関東南2位)もこのビックゲームで、安藤正彦に代わって、松本勤をTRでチョイス。外国籍選手3人と息を合わせられるか。

KARATSU LEO BLACKS.EXE #45 原慎也

トーナメント表右下はBREX.EXE(北関東1位)が2016シーズン以来の総合優勝を目指す。RRは上位12チームの中で最多得点(626点)かつ最小失点(339点)で駆け抜け、9月初旬のJAPAN TOURではOPENカテゴリーを3人で優勝。苦汁をなめたFIBA 3x3 World Tour Utsunomiya Mastersの借りを世界で再び返す意味でも、2シーズンぶりの王者へ返り咲く。そんな彼らの最初の関門は、ZETHREE.EXE(中地区1位)か。全8ラウンドで4人の顔ぶれは変わらず、個々が実直に役割を遂行するブレない戦いぶりは必見。接戦に持ち込んで、あとはフリースローを決めるだけ。