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05 COLUMN|3x3 RULES

2020.06.11
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3x3の競技ルールを読み解くと、競技の奥深さや新たな楽しみ方が見えてくる-

◤3x3と5v5のルールの違い

◤3x3における得点ルールと試合の勝敗
3x3の得点システムは5人制バスケットボールと異なり、アーク(2pointライン)より外側からの得点は2点、内側は1点、フリースローは1点となる。勝敗は競技時間の10分間で得点が多かったチームの勝利。もしくは、どちらかのチームが先に21点以上を獲得すれば10分が経過していなかったとしてもKO勝利で試合終了となる

★簡単に得点を取るオフェンス
3x3.EXE PREMIER 2019シーズンにおいて、いずれかのチームが21点以上を獲得し10分間が経過する前に終了した試合、いわゆるKO勝利の試合は、全945試合中649試合と全体の約7割以上だった。このデータから3x3.EXE PREMIERの試合では、相手よりも早く21点をとることが重要であることが言える。また、40分間行われる5人制バスケットボールと比較し、3x31試合における攻撃回数少ない分、成功確率の高いシュートを打ち、効率よく得点を奪うオフェンスが重要となってくる。

◤ベンチ登録できる選手数
●野球:25名(9名)
バレーボール:14名(6名)
●5人制バスケットボール:12名(5名)
※カッコ内はプレー人数 

上記は各競技でベンチ入りできる人数の上限である。試合中に交代が認められている競技は、実際にプレーする人数に対して2倍以上の人数がベンチ入りできる競技比較的多いが、3x3は控え選手としてベンチに座れるのは1名のみ、合計4名でプレーをしなければならないため、選手交代のタイミングやプレータイムのシェアがポイントとなる。

★選手だけで試合を完結させる力
3x3は、10分間という短い競技時間だが、時間が止まらず常にゴールを狙うことが出来ることからプレーが止まることが少ないため、非常にスタミナを消費する競技でもあさらに、試合中は監督・コーチがベンチ入りできず、ベンチ外から指示を出すことも禁止されているため、4名の選手のみタイムアウトや選手交代のタイミングを決定し、試合の流れをコントロールしなければならない。3x3を観戦する際は、フォーメーションのサインや、タイムアウト・選手交代は誰が指示しているのか等、チームメンバーがどういった役割を担っているのかに注目すると面白いかもしれない。

◤試合の始め方と延長戦
3x3では、両チームの代表者と審判がコート上でコイントスを行う。コイントスに勝ったチームはゲーム開始1番最初のオフェンスをするか、延長戦になった場合の最初のオフェンスになるかを選ぶことができる。競技時間の10分間が終了した時点で同点だった場合、1分間のインターバルの後、2点先取(2点先取したチームの勝利)の延長戦を行う。
5人制バスケットボールでは、ジャンプボールで試合が開始されるが、3x3では2Pラインの頂点の場所でディフェンスがオフェンスにボールを渡す「チェックボール」という動作で試合が開始される。
※アウトオブバウンズや※ヴァイオレーション等が起こった場合
このチェックボールで試合が再開される。

◤ショットクロックと攻守交替
ショットクロックとは、1回の攻撃時にオフェンス側がシュートを打つまでの制限時間である。5人制バスケットボールでは24秒だが、3x3ではその半分の12秒となっており、オフェンスはボールを持ってから12秒以内にシュートを打たなければならない。また、3x3攻守交替をする際、新たオフェンスになったチームはボールをドリブルあるいはパスによって一度アーク(2pointライン)の外まで運んでから攻撃をスタートする。ボールをアークの外に運ぶ時間もショットクロックに含まれているため、より早くボールを運ぶことも必要となる。試合を通してオフェンスとディフェンスが休みなく交互に続くため、試合開始から終了までの10分間、メンバー全員が高いパフォーマンスでプレーし続けることが試合に勝つ必須条件の一つとなる。

★短時間で得点可能!試合は最後まで分からない
ショットクロックが12秒と短時間であることは、単にシュートまでの時間が制限されているということではなく、攻守交替してからアークの外に運びさえすれば数秒で得点が狙えるという攻撃のシステムであるとも言える。これはコートが5人制バスケットボールの半分であることや、競技時間が止まらないことが大きく関係している。
以下の試合では、わずか
13秒間に両チームで合計3本のシュートが決まっている。この映像の他にも30秒間で同じ選手が一挙6点を奪うシーンもあった。10分間しかない競技時間、21点でノックアウトもある3x3では短時間での多量得点でゲーム展開がかなり変動することになる。最後まで勝敗がわからないという点も3x3ならではの魅力である。


▼参考映像

◤ファウル
個人ファウルは退場処分にあたるファウル(アンスポーツマンライクファウルとディスクォリファイリングファウル)以外は回数制限がない。つまり、パーソナルファウルは制限回数がなく退場にはならない。しかし、チームファウル数(チームメンバーによる累積のファウル数)に制限があり、定められた制限回数を超えるとシュートモーション中のファウルでない場合も相手にフリースローやボールのポゼッションが与えられる。それぞれのチーム・ファウル回数とボーナスは以下の通り。

 

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