女子カテゴリー・タイが開幕、船橋・神戸ではRound2。

2019.06.14
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初のラウンド優勝を飾ったチームが多数登場するなど、国内男子のRound.2、開幕戦となったWOMEN’SカテゴリーとTHAILANDは歓喜に沸いた。関西カンファレンスのHANSHIN EPIC.EXEはららぽーと甲子園での主催大会を初優勝で飾り、ららぽーとTOKYO-BAYでは北日本カンファレンスのSENDAI AIR JOKER.EXEも参入2年目でついに頂点まで登りつめた。

一方で、関東北カンファレンスのTACHIKAWA DICE.EXEと関東南カンファレンスのCRAYON.EXE、中部カンファレンスのSEKAIE.EXEは開幕二連覇を達成。SEKAIEはWOMEN’Sカテゴリーも制しており、アベックVとなった。THAILANDはWEST BANGKOKカンファレンスをMONO VAMPIRE.EXEが、 EAST BANGKOKカンファレンスをTGE.EXEが、オープニングラウンドを制した。

 

新規参入3チームを加えた9チームでスタートした、2シーズン目のWOMEN’Sカテゴリー。そのひとつ、SIMON.EXEは準決勝へ進出する好発進を見せたが、それ以上にインパクトを与えたSEKAIE.EXEが主役の座を射止めた。昨シーズンからメンバーを一新したチームは、女子の5人制・Wリーグの新潟アルビレックスBBラビッツから4名を迎え、この日は3名が出場した。平均年齢23歳の若きヒロインたちは、圧倒的に少ない経験とサイズのハンデを豊富な運動量と鋭いドライブで上回り、TACHIKAWA DICE.EXEやBEEFMAN.EXEの3x3巧者な先輩たちを次々と撃破した。現在、彼女たちは5人制と3人制の練習を並行して行うハードな日々を送っているというが、MVPを獲得した北川直美(#3)は「やるからには優勝したい」と、強い意気込みを持つ。「今日、勝てたことがたまたまと言われないように、次の試合もしっかりと準備して、個人で勝てないぶんチーム力で頑張って勝ちたい」と、PREMIERで現役Wリーガーたちがひときわの存在感を放ちそうだ。

そして男子もフレッシュなメンツたちが登場した。北日本カンファレンスのUTSUNOMIYA BREX.EXEだ。今大会は所属選手たちがFIBAの3x3国際大会出場などでエントリーできず、4人全員をTRメンバーで構成した。このPREMIER独自の制度は、本来の契約選手たちが起用できないときに、制度を行使したいチームが、リーグ登録された選手名簿の中から、必要とするプレイヤーをピックアップできるものだ(成績下位チームより優先的に指名する権利を得られる)。

この日のBREXは事前練習なし。ぶっつけ本番で挑みながらも、予選でHACHINOHE DIMEを破って準決勝へ進出した。Bリーガーや外国籍選手を擁する相手に追いつかれながらも、粘り強い攻防から再び突き放して勝利する様子は、まるで本家のよう。その背景には、彼らも、「BREX」というバスケ界でその名を知らない名前の入ったユニフォームを着る以上は、それに相応しい姿が求められる自覚があった。その一人である鎌田崇史は、「やっぱりBREXというプロチームで、プロの意識を持たないといけない。やっぱり背負うものがあると感じました」と明かす。彼らにとってPREMIERはもちろん初。この1回で終わるのか、次があるのは分からないものの、3x3をしっかりと積んできたからこそできた経験は、キャリアの大きな財産となった。

来る6月22日、23日はカンファレンスをまたいだ対戦となるインターカンファレンスが、今年もゼビオアリーナ仙台で開催される。さらに、このRound.3では各地区の上位チーム同士の対戦によって優勝した4強によって、23日にCROSS CONFERENCE CUPが予定されており、それを制したチームには10月にサウジアラビアで行われる「FIBA 3x3 World Tour Jeddah Masters」の出場権が与えられる。世界への切符をかけた意地のぶつかり合いにも注目したい。

Text by Hiroyuki Ohashi

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