呉、深川、有明でRound.4、女子カテゴリーRound.2も開催。

2019.07.09
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前半戦の締めくくりとなるRound.4が7月6日、7日に開催された。新規参入の3STORM HIROSHIMA.EXEが昨年の西日本豪雨からの復興支援を目的として呉市中央公園に誘致した西日本カンファレンスでは、KARATSU LEO BLACKS.EXEが今季初Vを達成。同日に行われた関西カンファレンスでは、OSAKA DIME.EXEが開幕戦以来のラウンド制覇を決めた。そして都内では2020年の東京オリンピックで「3x3」が開かれる江東区で、5カンファレンスが行われた。関東北ではTACHIKAWA DICE.EXEは、無傷の開幕4連覇を成し遂げ、北日本ではUTSUNOMIYA BREX.EXE が3度目、ASIA WESTではENERSKIN.EXEが2度目の優勝を飾った。

またASIA EASTでは、Round.3まで最下位だったHOKKAIDO ASIR DIVERGENT.EXEが初めてチャンピオンボードをかかげた。さらにWOMEN’Sカテゴリーも折り返しとなるRound.2を7日に迎え、SEKAIE.EXEが4戦全勝で2連覇を引き寄せた。Round.1ではWリーグ所属の新潟アルビレックスBBラビッツの3選手が優勝の原動力となったが、この日は一転して関東大学リーグ2部に所属する共栄大学バスケ部の若き3選手が、その立役者となった。豊富な運動量を武器にアグレッシブな守備と、躍動感あふれるドライブや要所で2ポイントシュートを沈めて、3x3巧者なチームを撃破。2度目の出場となった同大学4年生の西垂水美桜(#10)は「今日は気持ちでした」と振り返り、「前回はアルビレックスの先輩たちが“いたから勝てた”ではなく、大学生3人で“気持ち”でもう一度勝ってやろうと思って臨みました」と、臆せず挑んで最高の結果を手にした。5月にスタートしたリーグ戦もここで一旦ひと区切り。各カンファレンスの動向をおさらいしておきたい。まず関東北はTACHIKAWA DICE.EXEが開幕からの16連勝で首位を独走。CCC(Cross Conference Cup)で1敗こそしたが、レギュラーラウンドでは、2015年にGREEDYDOG.EXEが打ち立てた15連勝を抜いて、リーグレコードを樹立するなど、2連覇へ弾みをつけた。そして、彼らを追うのが15勝1敗で中部1位のSEKAIE.EXE。さらには既に2度の世界大会を経験して、CCCを制覇した北日本のUTSUNOMIYA BREX.EXEだ。

その一方で、最激戦区の関東南では、Justin Herold(#35)の加入で一躍、主役に躍り出たCRAYON.EXEがその座をキープ。だが、PREMIERと並行して国際大会を転戦するTOKYO DIME.EXEや、インターカンファレンスで優勝を勝ち取ったBEEFMAN.EXEやNATUREMADE.EXEら実力者たちが後半戦の巻き返しを狙う。加えて、関西ではOSAKA DIMEが国内外のプロ選手を擁して首位に立つが、新規参入のHANSHIN EPIC.EXEがそれに負けじと追走。西日本では、1位のTRYHOOP OKAYAMA.EXEと2位のKARATSU LEO BLACKS.EXEがしのぎを削る。ASIAカンファレンスでは、ラウンドごとに順位変動が起こり、EASTではTOKYO SUPREMERS.EXEが、WESTではENERSKIN.EXEが今大会を終えて再び首位へ浮上した状況だ。

WOMEN’Sカテゴリーでは、SEKAIE.EXEがやや頭抜けた存在になりつつあるが、BEEFMAN.EXEやTACHIKAWA DICE.EXEといった国内の3x3主要大会で優勝を経験したチームや、「だんだんみんなで共通理解ができるようになってきた(齊藤桃子)」と、フィジカルのハンデをはね返して上位進出に成功したSIMON.EXEが、それに“待った”をかけようとしている。

7月20日から予定される後半戦のポイントは、選手の入れ替え。既報の通り、6名中2名までロスターを組み変えることができる。すでにEVESSA.EXEは藤髙宗一郎、KYOTO BB.EXEは永吉佑也といったBリーガーの合流を発表しており、チームに大きなインパクトを与えることになるだろう。プレーオフ、さらにはファイナルへ向けて、このまま突っ走るために、あるいは一発逆転のために、チーム作りに影響を与える判断に注目したい。

Text by Hiroyuki Ohashi

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