プレーオフにむけて関東南・関西は混戦。女子はSEKAIE.EXEが三連覇

2019.07.29
1365

PLAYOFFへ向けて負けられない男子のRound.6、女子のRound.3が7月27日、28日に開催された。最激戦区の関東南では、ここまで首位のCRAYON.EXEが予選敗退に追い込まれた一方で、4位に沈んでいたTOKYO DIME.EXEがついにラウンド優勝を遂げ、3位だったBEEFMAN.EXEも準Vに食い込んで、逆襲に転じた。さらに関東北では、TACHIKAWA DICE.EXEが6連覇、中部ではSEKAIE.EXEが2大会ぶりの制覇で2位以下を引き離して、カンファレンスのレギュラーシーズン1位が確定。両チームはプレーオフ進出権を手に入れた。女子のSEKAIE.EXEも3連覇でレギュラーラウンドの1位を確定させた。北日本はUTSUNOMIYA BREX.EXEが5度目、関西ではOSAK DIME.EXEが3度目の優勝を飾ったが、予選では上位進出を狙うライバルたちに苦戦。しかし、次ラウンドでプレーオフ出場権を手に入れることができるか注目だ。

2シーズン目のWOMEN’SカテゴリーでSEKAIE.EXEの強さが際立っている。12戦を戦ってわずか1敗。それもオープニングラウンドの初戦だったことを考えれば、11連勝中だ。BEEFMAN.EXEと対戦した今大会の決勝では両チームともに3人での戦いとなったが、中盤以降に突き放して、地力の差を見せつけた。とりわけ、2大会連続MVPの李人竹や高桑由実ら共栄大学バスケ部に所属する現役大学生の活躍が目覚ましい。Wリーグ所属の新潟アルビレックスBBラビッツで副キャプテンを務める北川直美は「ひとつ言っていることは“難しいことは考えなくていいから、自分たちのやりたいようにやって”とその都度伝えています。それが結果につながっているので、彼女たちの自信になるし、私も嬉しいです」と、Wリーガーと学生たちの“融合”が躍進の背景であることをうかがわせる。頼もしい後輩たちと築いたチームワークを武器に、次戦4連覇を目指す。

女子同様に男子でも“融合”したチームが、今大会の関東南で主役に躍り出た。日本の3x3シーンをけん引するTOKYO DIME.EXEだ。先週、クラブ世界一決定戦であるFIBA 3x3 WORLD TOUR MASTERSの下部大会となるFIBA 3x3 Huaian challengerで過去最高の3位入賞を果たした落合知也、小松昌弘、Petar Perunovicたちは、初めてBリーグ・千葉ジェッツの原修太と試合へ出場。予選から経験豊富な3人が彼をリードしつつ、BEEFMAN.EXEとの決勝では本人が開始から2連続2ポイントシュートや、態勢を崩しながらもドライブを決めて、勢いをもたらした。試合後、彼は「ずっと外のシュートが入っていなかったが、ドライブは上手くいっていたので、相手もドライブを警戒してくると思っていた。チャンスだと思って2ポイントを打ったら入ったので、決勝の流れを作れたことは本当に良かったです」と、優勝へ貢献できたことにホッとした様子だった。またその活躍ぶりに対して落合は「本当に最高のプレイヤーだと思う」と賛辞を送るとともに、「千葉ジェッツが(彼を)送り出してくれたことは、バスケ界にとっても良いことだし、素晴らしいことですね」と語った。2年連続で3x3日本代表候補に選ばれた男は、来年の東京オリンピックを狙える一人でもある。3人制挑戦で経験値を高め、選手としてさらなる成長がDIMEやその先の飛躍に大きくつながっていきそうだ。

Round.6は8月3日に西日本カンファレンスを残すのみとなった。ポイント差20に迫るKARATSU LEO BLACKS.EXEの首位奪還はあるのか、それともTRYHOOP OKAYAMA.EXEが首位をキープできるのか。PREMIER初開催となる鳥取決戦は激戦必至になるだろう。

 

Text by Hiroyuki Ohashi

RECOMMENDATION

FACEBOOK

INSTAGRAM