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Round.8は各地で激戦。女子はSEKAIE.EXEが4連覇。

2019.08.26
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レギュラーラウンドの最終戦がタイカンファレンスを除くすべての地区で8月24日、25日に開催された。先週、地元開催を成功させたKYOTO BB.EXEは今季初の関西制覇で地区2位へ浮上、プレーオフDAY1行きをたぐりよせた。北日本でもHACHINOHE DIME.EXEが優勝を飾り、中部ではZETHREE.EXE、西日本ではTRYHOOP OKAYAMA.EXEがそれぞれラウンドチャンピオンになって、プレーオフにむけて弾みをつけた。そして、注目の最激戦区・関東南では、TOKYO DIME.EXEが3連覇を勝ち取り、カンファレンス1位が出場するプレーオフのDAY2進出を確定させた。

Round.7を終えてポイント差20に4チームが同居。ここまで地区優勝争いのもつれたカンファレンスがあっただろうか。3x3クラブ世界No.1決定戦となるFIBA 3x3 World Tour のプロサーキット出場経験者がそろう関東南の覇権は、日本で最も世界を転戦するTOKYO DIME.EXEがつかみ取った。決勝では落合知也を怪我で欠いたが、開幕ラウンドで敗れたCRAYON.EXEを序盤から圧倒。1日を通して風が吹いたり止んだりの厳しい環境であったが、鈴木慶太(#7)が状況を読み切って2ポイントシュートを量産。MVPに選出される相応しい活躍ぶりを見せ、「3人で開き直ってやったことが良かったし、ずっとやってきたメンバーなので、そこの利が出たのかなと思います」と振り返れば、小松昌弘(#70)も「慶太さんが良いカタチで決めたときから、これはもう代々木(公園のストリートコート)で培ったものがあると思って、なるべく厚めに打たせるようにチームでできました」とコメント。3x3を積み重ね、チームメイトの良さを熟知したTOKYO DIMEが絶対に負けないラウンドで見事に真価を発揮した。

熾烈な首位攻防戦が繰り広げられた一方で、開幕からすべてのラウンドでチャンピオンになり続けたチームがリーグ設立以来、ついに登場した。男子は6シーズン目にしてTACHIKAWA DICE.EXEが32戦無敗で歴史に名を刻んだ。「昨年からいる選手が中心となってチームを引っぱってくれて、去年のスタイルをさらにアレンジして、今年のメンバーがフィットしてこの結果がでたと思います(GM補佐 劉生琢行)」と、大黒柱のLuke Evans(#3)らを軸に、新戦力の杉浦佑成たちがかみあって全8ラウンドで白星をならべた。

そして女子は2シーズン目にしてSEKAIE.EXEが開幕から4連覇を達成。Wリーグの新潟アルビレックスBBラビッツのWリーガーたちと、関東大学リーグに所属する共栄大学の学生たちがゲームをこなすことで融合を遂げた。チームをまとめるラビッツの北川直美(#3)は「4連覇できたことは嬉しいですけど、正直ビックリもしています」と手にした結果に驚きつつ、「苦しい試合ばかりだった」とこれまでを思い返す。そんな中、コミュニケーションを重ねて長所を認識。「若さと体力はあるので、(パスを)回してまわして、(動きの)速さで勝つことは、うちのスタイルのひとつでもあるので、そこは貫き通せたのかなと思います」と、磨き上げ武器でリーグの勢力図を一気に塗り替えた。

2019シーズンの総合王者を決める戦いは、いよいよ9月7日、8日に開かれる一発勝負のビックゲームへ向かう。決戦舞台は2年ぶりに六本木ヒルズアリーナに出現。今季から新設の海外カンファレンスからUNIVERSITY OF AUCKLAND や、UNIVERSITY OF CANTERBURYなどもやってくる。出場チームの顔ぶれが出そろうのは、9月1日のタイカンファレンス終了後だ。どんなトーナメントになるのか、いまから想像は膨らむばかり。最強チームの称号、さらに男子は世界大会の切符が懸かるクライマックスへ、3x3.EXE PREMIERは突入する。

Text by Hiroyuki Ohashi

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