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【MY STORY OF 3x3.EXE PREMIER】vol.10 : 嶋崎貴レフリー

2018.08.28
2022

選手がゲームに集中し、観客が盛り上がれる「良いゲーム」を目指して、嶋崎貴氏は3x3.EXE PREMIERでレフリーを務める。2014年の開幕初年度から笛を吹く中で、リーグの成長に立ち会い、オリンピック種目になった3x3の歴史を作る一翼を担ってきた。当時、ルールブックはあっても、3人制の現場は初めてのことばかり。苦労も絶えなかったというが、「最初、手探りからはじまっているので、4年後がこのカタチだと、感慨深いですね」と、振り返る。

text by Hiroyuki Ohashi

出会いは、その開幕戦にJBA(日本バスケットボール協会)から派遣されてのこと。レフリークルーと試行錯誤しながら取り組み続けて、いまに至る。展開の早いゲームが絶え間なく行われることで、判定を「決断する作業」が鍛えられるなど、5人制につながる学びを得つつ、「こんなバスケットがあるんだ!」と感じたことも。「まだまだバスケの世界は奥が深いなと。だから続けているかもしれないです」と、自身も小学生のころからバスケをやっており、その楽しさを3x3は刺激する。

では、どのようにして5人制メインのレフリーが、3x3のジャッジを磨いてきたのか。嶋崎氏は、3x3.EXE PREMIERがFIBA(国際バスケットボール連盟)から3x3国際レフリーを招聘するクリニックを挙げる。彼らから世界のスタンダードを吸収して、「我々も共通認識で(判定を)できるようになってきた」と大きな手助けがあった。「3x3の醍醐味である“スピーディーな展開”や“激しいタフなプレー”を引き出しつつ、同時にラフにならないようにもっていく基準も5対5と違うので、しっかりと準備をしています」と、頭を切り替えて、この魅力を表現できるよう毎試合、最善を尽くす。

とはいえ、3x3はまだ始まったばかり。選手がTOPを狙って練習に励むように、「まだまだ我々も勉強や努力をしないといけない」と、嶋崎氏もレベルアップを誓い、将来的に3x3の国際審判資格への再挑戦を考えているという。立場は違うが、彼らはこの種目を盛り上げる同士たち。「3x3プレイヤーにはオリンピックや国際ゲームで活躍して欲しい」とエールを送り、こう締めくくった。
「なんとなく5対5の下に3x3があるイメージがもたれていますけど、全くそうではなく、同じ競技の中で、種目が違うだけの話。3x3の価値がもっと認められて、世界で活躍できる選手が増えるといいなと。そのためにレフリーも良いジャッジができるように全員が心がけています」

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