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3x3.EXE PREMIER 2019が日本・ニュージーランドで開幕!

2019.05.22
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 史上最大規模の3x3.EXE PREMIERが5月18日(土)についに開幕した。日本を含む4か国、全12カンファレンスある舞台の中で、その先陣を切って、関東北カンファレンスがワテラス(東京都千代田区)で開催。これまで同様に、6チームが2グループに分かれて予選を行い、それぞれ上位2チームが決勝トーナメントに進む大会方式の下、熱戦が繰り広げられた。
 終始、強い風が吹き荒れる状況で、決勝にはBELE.EXEを17-11で破ったTACHIKAWA DICE.EXEと、新規参入のEARTHFRIENDS.EXEを15-11で下したSANKAK.EXEが進出。昨季もしのぎを削ったチーム同士の対決は、19-15でTACHIKAWA DICEに軍配が上がった。

 ディフェンディングチャンピオンのTACHIKAWA DICEが、リーグ2連覇に向けて幸先のいいスタートを決めた。とくにその原動力になったのが、新戦力の一人、初参戦でいきなりラウンドMVPを獲得した杉浦佑成だ。B.LEAGUE1部のサンロッカーズ渋谷に所属し、現在、3x3日本代表候補にも名を連ねる男が、試合を重ねるごとに3x3へ適応。決勝でも流れを呼び込む2本の2ポイントシュートや、積極的にリバウンドへ飛び込むプレーを見せた。試合後、5人制では落ち着いた様子の多い彼が、「最初は緊張しましたが、最後は“ゾクゾク”するぐらい興奮しました」と、初のPREMIERで高揚感を抑えきれない姿がなんとも印象的。今後、TRYHOOP OKAYAMA.EXEから加入したDevaughn Washingtonらを含めて、チームケミストリーが高まることで、DICEの成長は加速していくだろう。

 一方で、今大会にはEARTHFRIENDS.EXE以外に、もう1チームが初陣を迎えた。サッカー・J2の東京ヴェルディを運営母体に持つ、TOKYO VERDY.EXEだ。クラブ創設50周年となった今年、総合型地域スポーツクラブを目指す一環として、チームが始動。ロスターには、PREMIERの黎明期を盛り上げた一色翔太が、3年ぶりに名を連ねた。かつての彼は5人制のプロ選手としてCHIBA JETS.EXEやDIME.EXE(現TOKYO DIME.EXE)でプレーしたが、いまではフルタイムの仕事を持ちながら、限られた時間でバスケと向き合う。「今までのプロキャリアとは全然違う生活ですが、こうやってチームに入ってできることは楽しいですし、やりがいが凄いありますね」と語る。この背景にはクラブスタッフから、「チーム作りを手伝って欲しい」というオファーから始まり、サッカークラブがバスケチームと作る“ゼロからイチ”の取り組みがあるからこそ。メンバー集めも担ったと明かす。
 VERDYは日本サッカー界では、多くの人が知るところだ。「皆さんの見る目や、名前を聞いての印象は“強い”と思います。僕たちも“強い“チームと思われたいですし、応援したくなるようなチームを作っていきたいです」と、一色はチームメイトと、その名を背負って戦う責任感を持ち、Round.2で初勝利を目指す。

 最後に、国内でオープニングラウンドを終えたあと、海外でもシーズンがスタートしたことを触れておきたい。ニュージーランドのNorth Island カンファレンスでは、ロスター4人を同国代表選手で固めたSWISH.EXEがRound.1を制覇。翌19日に行われたSouth Islandカンファレンスでは、GATORS.EXEが優勝を飾った。

 今週25日(土)と26日(日)には国内の5カンファレンスが幕を開ける。FIBA 3x3 World Tour Mastersへの切符獲得、さらには総合優勝に向けたスタートダッシュをどこが決めるのか目が離せない。

Text by Hiroyuki Ohashi

当日の公式写真はこちら

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