仙台でRound.3(Inter Conference)開催

2019.06.25
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シーズン序盤の勢力図が見えてくるインターカンファレンスが、6月22日、23日にゼビオアリーナ仙台で開催された。各地区の上位3チーム同士が対戦した初日、北日本/関西ではUTSUNOMIYA BREX.EXEが、ASIA EAST/WESTではKOKIRI.EXEがそれぞれ今季2度目の優勝を飾り、関東北/西日本ではTACHIKAWA DICE.EXEが開幕3連覇を達成。中部/関東南では、BEEFMAN.EXEが準決勝でTOKYO DIME.EXE、決勝でSEKAIE.EXEを破って今季初Vをたぐりよせた。

そしてカンファレンスの垣根を超えた戦いは、世界大会への切符がかかった大一番でもあった。10月にサウジアラビアで行われる「FIBA 3x3 JEDDAH MASTERS」の出場チームを決める翌日のCross Conference Cup(CCC)では、UTSUNOMIYA BREX.EXEが決勝でBEEFMAN.EXEに21-13で圧勝。1回戦でTACHIKAWA DICE.EXEへ今季初黒星をつけて勢いに乗る難敵に対して、今季すでに2度の国際大会となるFIBA 3x3 CHALLENGERを経てたくましくなったチームが、地力の差を見せつけた。

試合後、齊藤洋介は「マジで嬉しいです」とチームメイトやスタッフと感情を爆発させた。先の海外ゲームでは手ごたえを感じつつ、高い壁にも直面しており、「モンゴル、クロアチアでやってきた自分たちより進化している姿を見せられるように、もっともっと(3x3のスキルや経験を)積んでいってMastersに挑みたい」と、新たな目標へ向けて決意を新たにした。

一方で、23日の上位浮上を目指す下位3チーム同士による戦いもまた熾烈だった。北日本/関西ではHACHINOHE DIME.EXEが嬉しい参入1年目での初優勝を飾り、関東北/西日本ではBELE.EXEが、中部/関東南ではNATUREMADE.EXEが参入2年目でついにチャンピオンボードを掲げる結果を出してみせた。


これらの地区をシャッフルした対戦は、順位にも大きな影響を与えており、軒並み2位~4位チームのポイント差が接近。関東南、関西では首位から4位まで40ポイント差とリーグ戦の様相は混とんとしてきた。

加えて、この週末を振り返ると、ラウンドMVPに史上初めて大学生が選出されるなど、若い力の台頭があったことも触れておきたい。そのひとりはBEEFMAN.EXEの荒川颯(拓殖大学)。チームトップの得点をたたき出す活躍を見せたが、当の本人は勝利を決定づける仕事ができなかったことで、「これから勝負所でもっとアピールできるように、チームから“お前がいないとダメだ”と言われるぐらい、やっていかないといけない」と、より一層のステップアップを誓った。

もう一人は、HACHINOHE DIME.EXEの杉本天昇(日本大学)。彼もまた決勝戦でMVPに相応しい5本の2ポイントシュートを沈めて、チームに初優勝をもたらした。ただ、1学年上の松脇圭志(同)とともに、今年度の3x3日本代表に選ばれ、DIMEの中心を担うだけあって、2人とも「優勝できて、ホッとしています」と、嬉しさよりも安堵感が大きかった様子だ。宮越康槙を含めて3人のコンビネーションは素晴らしく、先の荒川を含めて4人は昨夏の3x3 U-23日本代表でもある。経験を着実に積んできた世代は、リーグで徐々に存在感を見せつつある。

全8ラウンドのレギュラーラウンドも次戦が折り返しとなるRound.4。来る6月29日は名古屋のオアシス21で、中部カンファレンスと関東南カンファレンスが開かれる。特にSEKAIE.EXEやBLUE BEES.EXEにとっては年に1度の地元開催だ。開幕初年度より3x3を盛り上げてきたランドマークが、今夏も熱気に包まれることは間違いないだろう。

Text by Hiroyuki Ohashi

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