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社会人アスリートが描く未来図。小松 昌弘/TOKYO DIME.EXE

2020.05.12
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学生時代は、仙台高、筑波大と強豪校の主軸としてプレーし、U18日本代表にも選ばれた。後に3人制へ主戦場を移し、3x3日本代表として数々の国際大会を経験。国内3x3の草分けであり、この新興スポーツの興隆を支えてきた中心的存在といえる小松だが、実はプロ経験を持たない一般企業勤務の社会人選手だ。ベテラン選手としての名声や傑出したキャリアにも「あくまで本業は会社員」と冷静な姿勢を崩さない。その背景にある社会人としての揺るぎない矜持、独自のキャリア観を紐解いていく。

-国内3x3の第一人者である小松選手ですが、3人制バスケットを始めたきっかけについて教えてください。
大学卒業後は金融機関に就職し、実業団で5人制バスケを続けていました。その後、クラブチームの「RBC東京」でプレーするようになり、そこで3人制に誘われてプレーしたことが始まりです。2015年に3x3日本選手権の第1回大会があり、そこではサポート役のような形で出場したんですが、優勝して日本一になることができ、3x3日本代表候補に選ばれるきっかけにもなりました。その後も5人制と3人制を両立してやっていましたが、2019年からは3人制に絞ってプレーするようになりました。

-本格的に3人制に移行し、活躍できた理由はなんでしょうか。
高校時代は「パッシングオフェンス」という、あまりドリブルを使わずパスを使いながら人を動かす戦術を多用していたんですが、そのパス中心のスタイルは今のプレーにもつながっていると思います。また大学時代は、スクリーンの使い方やディフェンス理論を多く学ばせてもらい、そこでの経験も3人制に生きていると感じます。学生時代から頭を使ってプレーしてきたことで、攻守の切り替えが早い3人制でも臨機応変な状況判断ができるようになったんだと思います。

-日本代表のキャリアも豊富な小松選手ですが、3x3代表選手として意識していることは?
代表に選ばれることは嬉しいものの、まだ十分な結果を残せていないので満足はしていません。3x3日本代表は5人制のBリーガーも多く選ばれていますが、やはり3x3は実際に海外のチームと対戦しないとわからないことがすごく多い。その点自分は、局面局面で試合の展開を読み、次に何をすべきかということを的確に指示できる自信はあります。いわばコート内のコーチのように、アクションの共有やチームを勝利に導くための発信をすることは、3x3で経験を積んできた自分にできる役割だと思っています。

-普段は会社員として働かれていますが、大学卒業後に企業に入社された経緯は?
筑波大4年時は主将としてプレーしていましたが、「自分はプロになれる実力はない」と思っていました。当時のバスケット界も今のBリーグのような恵まれた環境ではなかったこともあり、自分はしっかり足元を見て、バスケをしながら社会人として成長できる場を選ぼうと思ったんです。卒業後は現職の金融機関に就職しましたが、就活時に話を聞く中で、仕事を通じて色々な人に出会い価値観を広げられると感じ、今の会社を選びました。また実業団チームからも声をかけていただき、社会人としてバスケットを続ける機会にも恵まれました。

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小松 昌弘(こまつ まさひろ)
1984年4月22日生まれ、宮城県出身。仙台高、筑波大卒業後、金融機関に就職し、実業団を経て「RBC東京」等でプレー。2015年 第1回3x3日本選手権大会で優勝を果たし、その後大会3連覇を達成。また3x3日本代表としてFIBA 3x3 World Tour Masters、FIBA 3x3 World Championshipsなど、数々の世界大会に出場。FIBA 3x3 Asia Cup 2018では大会3位となり、銅メダルを獲得。2017年より3x3.EXE PREMIER「TOKYO DIME.EXE」に加入し、現在もチームの主軸として活躍中。192cm、95kg。

本記事は「We are 3x3」サイトに掲載されております。
https://doda.jp/sportlight/3x3/

“We are 3x3”は、新時代の生き方を体現する3x3プレイヤーを通じ、
“スポーツ”と“はたらく”の可能性を社会に広げていくためのプロジェクトです。

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